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泌尿器科の悪魔

さっきの日記の補足ですが、「泌尿器科の悪魔」は裏社会での通り名で、実際は悪魔ではありません。元は人間です。


「奥様が不治の病だなんてお医者さまも哀しいに違いない。」噂する町の人間。
「医者のくせに自分の身内も治せないのか」罵倒する義父

ソクラテスの時代に町医者だった彼は、不治の病に侵された妻をなんとか救いたくて、駆け込んだ教会で祈りを捧げている時に悪魔に唆されるのです。

「お前の望みを叶えてやる。」と。

始めは、その悪魔(デイモス)に抗っていた町医者も、妻の病状が悪化し、ついに今夜が山だ。という夜に悪魔と契約を交わすのです。

その契約が終了した町医者は何故か泌尿器科医として最高の腕を手に入れていました。
しかし妻はエボラ出血熱だったので、泌尿器は関係なく、治療も出来ぬまま、息を引き取りました。

「契約が違う!!」「妻を返せ!」と掴み掛かる町医者に悪魔は言うのです。

「私はお前の『建前』の望みを叶えるとは言ってない。」

そこで町医者は気付くのです。
不治の病の妻を救いたいという気持ちは社会(ポリス)で生きていく為の建前だったのだと。


同時に気付くのです。結婚と同時に抑圧していた己の欲望に…

そう、彼は誰よりも何よりも…傷付いた泌尿器を愛する異端児だったのです。


その性癖を認めた瞬間、彼は『泌尿器科の悪魔』の道を歩み始めたのです。


得意分野は膀胱炎いたぶりで、出身はギリシャですが、遥か極東の日本に『鬼畜肛門科医』がいると聞き、はるばる前立腺癌検査器具を肩に背負い現われたのです。


話は戻りまして、鬼畜肛門科医は前立腺癌検査をする資格が自分には無かったという事実を知り、泌尿器科の悪魔に捕らわれてしまいました。肛門科医は自棄になり、抵抗も僅か。
いまにも器具(木製)を肛門に刺されそうになったその時、手術室のドアが開きました。

「待ちなさい」


そこに現われたのは…

なんと鬼畜肛門科医を肛門科に導いたかつての友人で肛門王!!!

突然のかつての友人であり、現在の敵でもある(鬼畜肛門科医はダークサイドの肛門科医であるのに対し、肛門王はライトサイド。純粋に肛門治療に長けた男である。ゆえに相容れない部分があり、特に鬼畜肛門科医は彼に対する後ろめたさから、彼を敵視している。)肛門王の出現に目を向き、驚く鬼畜肛門科医…


それよりも驚く人間が同じ場にいた…

そう泌尿器科の悪魔。

「キキキキキ~!!!!き…貴様はあの時の…

悪魔(デイモン)…!!!」

なんという事だろう。肛門王は町医者を恐るべし『泌尿器科の悪魔』にした悪魔に瓜二つだったのだ!!!

驚き、のけ反る泌尿器科の悪魔に肛門王は指先から電気を出し攻撃。その電気は勿論、泌尿器科の悪魔の菊座をピンポイントで狙う。

「ギェギェ~~~!!!!ギェェエエエ―――――」

耳が潰れそうな高音の断末魔を上げる泌尿器科の悪魔。

肛門王の電気攻撃に意識は朦朧としていき、やがて事切れた。

意識が完全に無に帰る直前に彼の脳裏によぎったのは、意外にも、亡き妻との思い出だった…

(キキキキキ…そういえば、アイツが作ったオレンジのパイは美味しかった。)

彼は決して妻を愛していなかったわけではなかった…
ただ、それよりも、もっと、ずっと泌尿器を愛していただけだったのだ……


微かにオリーブの香りを残して、泌尿器科の悪魔は朽ち果てたのだった。



残された鬼畜肛門医は自らが置かれた状況に、ただただ唖然とし、
同時にある疑問が彼の頭の中で大きく主張し始めるのを感じた。

「肛門王は一体何者なのか」

(つづく)

私の頭の中は止められない。
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